明太子とは?
スケトウダラの卵巣(たらこ)を塩と唐辛子で漬け込んだものを明太子と呼んでいます。
もともと朝鮮半島に古くからあった食べ物ですが、戦後に九州・博多へ渡ってきました。
徐々に日本人の舌に合わせたものが製造されるようになり、全国へと広まりました。
栄養と働き
本来スケトウタラの卵である「たらこ」は良質の基蛋白質をたくさん含んでいます。またその蛋白質もバランスの良いアミノ酸から成り立っており、中でもアルギニンは強精効果があると言われています。 同じく、たらこに多く含まれるナイアシンは皮膚の活性化を増進させる働きがあります。
また、辛子明太子は原料に唐辛子を使用していていることから、カプサイシンが多く含まれており、肥満予防や老化予防によいと言われています。
調理のポイント
薄皮を除く場合は縦に包丁を入れて切り開き、開いたところから包丁の背でしごきだすようにすると、卵だけがきれいに取りだせます。
マヨネーズと和えて明太マヨにしてもOK!
丸ごと軽く炙ってご飯と一緒に食べるのも絶品です。